心エコー図法(読み)しんエコーずほう(その他表記)echocardiography

翻訳|echocardiography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「心エコー図法」の意味・わかりやすい解説

心エコー図法
しんエコーずほう
echocardiography

超音波による心疾患の診断法。前胸壁に小さな探触子を当て,超音波を発信し,その反射から心臓内部を画像にするため,患者に痛みを与えることなく,容易に診断できる。心臓の壁,弁,大血管が描出され,内腔の大きさ,弁や壁の動きが分かるので,弁の狭窄 (きょうさく) や心肥大心室中隔欠損などの異常をキャッチできる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android