心の果て(読み)こころのはて

精選版 日本国語大辞典 「心の果て」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 果(は)

  1. 心の落ち着くところ。思いの極まるところ。
    1. [初出の実例]「ながめやるこころのはてぞなかりける明石の沖に澄める月かげ〈俊恵〉」(出典:千載和歌集(1187)秋上・二九一)

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