精選版 日本国語大辞典 「心の道」の意味・読み・例文・類語
こころ【心】 の 道(みち)
- ① 心に守るべき正しい道。
- [初出の実例]「歌占に、十万億の国々は海山隔て遠けれど、心の道だになほければ、つとめて至るとこそきけ」(出典:古事談(1212‐15頃)三)
- ② 心の通う道。
- [初出の実例]「思ひやる心のみちや近からんゆかで千里の月を見るかな〈顕昭〉」(出典:御室五十首(1198頃))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...