心の雲(読み)こころのくも

精選版 日本国語大辞典 「心の雲」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 雲(くも)

  1. 心が迷って、悟れないでいるのを、雲がおおうのにたとえていう。心の迷い。
    1. [初出の実例]「うらやまし心の雲や晴ぬらむわしの山路に照月をみて」(出典:類従本基俊集(1142頃)上)
  2. 心がふさいで晴れ晴れとしないさまを雲にたとえていう。
    1. [初出の実例]「身をもなほうしとはいはじ今はただこころの雲を風にまかせて〈厳恵〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む