心内に動けば詞外にあらわる(読み)こころうちにうごけばことばそとにあらわる

精選版 日本国語大辞典 の解説

こころ【心】 内(うち)に動(うご)けば詞(ことば)(そと)にあらわる

  1. ( 「詩経大序」の「情動於中而形於言」による ) 心中に思うことは、覚えずことばに現われ出るものだ。
    1. [初出の実例]「つくづくと思ひ暮して入逢の鐘を聞くにも君ぞ恋しき、情(ココロ)は動于中、言呈於外(ウチニウコケハ、コトハそとニアラハル)御歌のをさをさしさ、哀れに聞へしかば」(出典太平記(14C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android