デジタル大辞泉 「御歌」の意味・読み・例文・類語 み‐うた【▽御歌】 1 人の歌を敬っていう語。2 天皇・皇后・皇太后・皇太子などが作った歌。 お‐うた【▽御歌】 1 他人の歌を敬っていう語。2 天皇・皇后や皇族の作歌の敬称。御製ぎょせい。 おん‐うた【御歌】 神仏や皇族・貴人などの作る歌。→御製ぎょせい ぎょ‐か【御歌】 1 天皇の作った和歌。2 相手を敬って、その人が作った和歌をいう語。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御歌」の意味・読み・例文・類語 おん‐うた【御歌】 〘 名詞 〙 ( 「おん」は接頭語 )① 神仏や皇族、貴人を尊んでその歌をいう語。みうた。おうた。[初出の実例]「住吉の御歌となん」(出典:新古今和歌集(1205)神祇・一八五六・左注)② 相手を敬って、その歌をいう語。[初出の実例]「今は御歌おもしろからじはや」(出典:定家相語(1228頃)) お‐うた【御歌】 〘 名詞 〙① 天皇がお作りになった和歌。御製(ぎょせい)。おおみうた。② 太皇太后(たいこうたいごう)、皇太后、皇后、皇太子、皇族がお作りになった和歌。おんうた。 み‐うた【御歌】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 天皇または皇后・皇太子・皇族などの作った歌。[初出の実例]「御歌(みうた)に続て歌曰ひしく」(出典:古事記(712)中) おおん‐うたおほん‥【御歌】 〘 名詞 〙 ( 「おおん」は接頭語 ) =おおみうた(大御歌) ぎょ‐か【御歌】 〘 名詞 〙 他人を敬って、その和歌をいう語。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例