心地空(読み)ここちそら

精選版 日本国語大辞典 「心地空」の意味・読み・例文・類語

ここち【心地】 空(そら)

  1. 気分が空に浮かんでいるように、つかみどころのないさま。ぼんやりとしているさま。うつろであるさま。うわのそら。こころそら。
    1. [初出の実例]「心ちもそらにて、ものもいはでゐ給へるに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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