心坐る(読み)こころすわる

精選版 日本国語大辞典 「心坐る」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 坐(すわ)

  1. 心が安定する。気持が落ち着く。
    1. [初出の実例]「ばんじを御た一いにおひて見奉る人は、心すはりてぶじにでうすにながらへ奉る事かなふもの也」(出典:こんてむつすむん地(1610)一)
  2. 迷っていたことの決心がつく。
    1. [初出の実例]「さう心が据ったら、くどくは言はねえ」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)六幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android