心夫(読み)こころづま

精選版 日本国語大辞典 「心夫」の意味・読み・例文・類語

こころ‐づま【心夫・心妻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つま」は配偶者の意 ) 心の中で、夫または妻と定めて思う人。
    1. [初出の実例]「あしひきの山下響(とよ)め鳴く鹿の言(こと)ともしかも吾が情都末(こころツマ)」(出典万葉集(8C後)八・一六一一)

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