心恋ふ(読み)ウラコウ

デジタル大辞泉 「心恋ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐こ・う〔‐こふ〕【心恋ふ】

[動ハ上二]心の中で恋い慕う。
「わが背子に―・ひ居れば天の川夜舟漕ぐなる梶の音聞こゆ」〈・二〇一五〉

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精選版 日本国語大辞典 「心恋ふ」の意味・読み・例文・類語

うら‐こ・う‥こふ【心恋】

  1. 〘 自動詞 ハ行上二段活用 〙 ( 「うら」は「こころ」の意 ) 心の内に自然と恋しく思う。
    1. [初出の実例]「わが背子に裏恋(うらこひ)居れば天の川夜船漕ぐなる揖(かぢ)の音聞ゆ」(出典万葉集(8C後)一〇・二〇一五)

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