ウラ

デジタル大辞泉 「ウラ」の意味・読み・例文・類語

ウラ(Ura)

ブータン中部、ブムタン地方のウラの谷の村。元は遊牧民の村だったが、ジャガイモ栽培の導入により、農業が盛んになった。同国有数のマツタケ産地としても知られ、多く日本に輸出される。

うら

[代]《「おら」の音変化》一人称人代名詞。おれ。われ。
「―も握り飯食おう」〈中野重治善作の頭〉

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精選版 日本国語大辞典 「ウラ」の意味・読み・例文・類語

うら

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称身分の低い田舎者などが用いた。おれ。おら。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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日本歴史地名大系 「ウラ」の解説

ウラ
うら

漢字表記地名「有良」のもとになったアイヌ語に由来する地名。天保郷帳には「シツナイ持場」のうち「ウラ」とみえ、当地一帯は近代に入り有良うら村に包含された。仮名表記は「ウラ」以外に異表記をみない。漢字表記は「宇良」「宇羅」(野作東部日記)がある。語義について同書に「宇羅ハ続クト云夷語ナリ、昔年此トコロ夷村ツヽキテ有シトソ」とある。一帯の地形は「川有、幅五六間、橋を架る。沢目広し。蘆荻繁茂す」(廻浦日記)、「此辺岡ノ道ナリ、川有、川筋ニ夷村有」(野作東部日記)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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