心斎(読み)しんさい

普及版 字通 「心斎」の読み・字形・画数・意味

【心斎】しんさい

心を清め、純一にする。〔荘子人間世〕氣なるは、にして物を待つなり。唯だに集まる。なるは心齋なり。

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の心斎の言及

【坐忘】より

…《荘子》大宗師篇にもとづくことば。《荘子》人間世篇では坐忘と類似の心の修養法が〈心斎(しんさい)〉とよばれている。唐の道士司馬承禎の《坐忘論》は,坐忘を道教修行の根本にすえ,それを〈敬信〉することにはじまって〈得道〉にいたるまでの実践の過程を7段階に分けて論じた。…

※「心斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android