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 こころ mind

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17件 の用語解説(心の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


こころ
mind

常識的には,身体的なものないし物質的なものとは独立の存在として,自我,精神,霊魂などの言葉とほぼ同義に使われることが多い。一方,現代の心理学では,個体の示す複雑な行動を規定し,統御している機能についての一般的な言葉として用いられる。

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しん
citta

仏教用語。仏教の経論では,肉体に対する精神のこと。精神には,心の本体と心の働きとがあると説いている。また心の説明については,経論によって種々の異説がある。 (1) 人の心臓の意。 (2) 阿頼耶 (あらや) 識のこと。

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デジタル大辞泉の解説

うら【心】

《「」と同語源で、表に見えないものの意から》
こころ。思い。内心。→心(うら)もなし
形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのように感じられるの意を表す。「悲しい」「寂しい」「荒(さ)ぶ」

けけれ【心】

こころ」の音変化。東国方言。
「甲斐が嶺(ね)をさやにも見しが―なく横ほり伏せる小夜(さや)の中山」〈古今・東歌〉

ここり【心】

こころ」の上代東国方言という。
「群玉のくるにくぎ鎖(さ)し固めとし妹(いも)が―は動(あよ)くなめかも」〈・四三九〇〉
[補説]例歌の原文「去去里」の「里」は「ろ」の乙類の仮名にも用いるので、「こころ」の誤読とする説がある。

こころ[書名]

(心)《Kokoro小泉八雲の著作。明治29年(1896)刊。副題は「日本の内面生活の暗示と影響」。
(こゝろ)夏目漱石の小説。大正3年(1914)発表。罪悪感や孤独感、人間憎悪の念がついには自己否定に至るという、個人主義思想の極致を描く。

こころ【心】

人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう。精神。心情。「の豊かな人」「に浮かぶ思い」「の触れ合い」「を痛める」「の晴れる時もない」
㋐偽りや飾りのない本当の気持ち。本心。「が顔に現れる」「から感謝する」「にもないほめ言葉」「口との違う人」
㋑身についた感じ方や考え方の傾向。性分。性根。「生まれついてのは変わらない」「ねじけた」「を入れ替える」
㋒物事について考え、判断する働き。考え。思慮。分別。「を決めたら迷わず進む」「会社再建にを砕く」
㋓他人の状況を察していたわる気持ち。思いやり。情け。人情味。「のこもった贈り物」「をこめて編んだセーター」
㋔あることをしようとする気持ち。意志。「やるしかないとを決める」「行こうというが起こらない」
㋕物事に対する関心や興味。「遊びにを奪われる」
㋖自分と異なるものを認め受け入れる余裕。度量。「広いの持ち主」「の狭い人」
㋗物事の美しさやおもしろさのわかる感覚。風流心。「詩のにふれる」「美を求める
㋘覚えていること。記憶。「に深く刻まれた痛み」「に残る名演技」
㋙気をつけること。注意。留意。「が行き届く」「隅々にまでを配る」

㋐物事の本質をなす意味。また、芸術上の理念。「演技のを会得する」「能のは幽玄にある」
㋑なぞ解きなどで、その理由。わけ。「田舎の便りとかけて豆腐ととく。はまめ(豆)で稼いでいる」
全く異なる他の物事に見立てること。つもり。
「まだ蓬莱(ほうらい)は飾らねども、まづ正月の―」〈浄・阿波の鳴門
おもしろくない思い。また、分け隔てする気持ち。
「かく親しき御仲らひにて、―あるやうならむも便なくて」〈・若菜上〉
[下接句]気は心口は口心は心犬馬の心旅は情け人は心二千里の外(ほか)故人の心人は見目(みめ)よりただ心
[補説]書名別項。→こころ
[補説] 
2015年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2015」キャンペーンでの「心」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆体の中にある細い枝のようなもの。強いストレスがかかるとポキッと折れることがある。
ちいちゃんパパさんの投稿

◆世の中で一番売ってはいけないもの。
Shinさんの投稿

◆無限のエネルギー。しかし時には熱を持ちすぎ制御不能になるときもある。二つ使用するときは特に注意(恋愛など)。
まなぶさんの投稿

◆漢字で書くのは簡単だが、読むのは極めて難しいもの。
へいしょさんの投稿

◆誰も見た事がないのに、誰もがその存在を確信しているもの。
saraさんの投稿

◆人間の核。不安定で常に変化しており、脆く弱く壊れやすく、ときに自分の生死をも左右しうるもの。しかし、苦境を乗り越えるたびに強くなる。
bunbunさんの投稿

◆ある者にとっては鋼であり、ある者にとってはガラスであるもの。
Kentaさんの投稿

◆せかいいち性格の悪いともだち。
ホンダマリコさんの投稿

◆人間が存在する原点。目に見えないが、感情や思考、それに伴う行動などの人間には不可欠なものを動かす、なくてはならないもの。
水泳部のマネージャーさんの投稿

◆人間の核の部分。存在するようで存在せず、存在しないようで存在する。
ゆいおさんの投稿

◆目に見えず、触れることもできず、あったりなかったり、強かったり細かったり、人によっては頻繁に折れたりする。なのに、時々、すべてに打ち克つ力になる。
ふくにゃさんの投稿

◆頭の良きライバル。
カリカリさんの投稿

◆簡単には開かない箱の中に存在する世界。「心友」にだけ合鍵を渡しておく。
かぐやさんの投稿

◆他者を感じるときにその存在に初めて気づくもの。
スエルテさんの投稿

しん【心】

精神。こころ。また、こころの奥底。「、技、体のそろった力士」「の強い人」→心(しん)から
(多く「芯」と書く)もののなか。中央。中心。
㋐内部の奥深いところ。「からだのまで冷える」
㋑中央にあって、重要な役割をになう部分。「鉛筆の」「蝋燭(ろうそく)の」「一家のとなって働く」
㋒火が通っていない飯粒や麺の、中央の硬い部分。「のある御飯」
㋓物の形状を保つために、その内部に入れるもの。「襟にを入れる」
1が宿るとされたところから》心の臓。心臓。「不全」
二十八宿の一。東方の第五宿。蠍座(さそりざ)のアンタレスほか二星をさす。なかごぼし。心宿。
真(しん)7
仲間。友だち。
「おいらも―に入れねえな」〈滑・浮世風呂・前〉

しん【心】[漢字項目]

[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ
学習漢字]2年
〈シン〉
五臓の一。心臓。「心悸心筋心室腹心狭心症
こころ。精神。「心境心魂心情心身心配心理安心一心改心感心疑心苦心細心執心小心傷心専心童心内心熱心変心放心発心(ほっしん)本心民心無心野心用心(ようじん)良心
まん中。物事のかなめ。「心棒核心湖心重心中心天心都心灯心
〈こころ(ごころ)〉「心得気心下心真心
[名のり]うち・きよ・ご・ごり・さね・なか・み・むね・もと
[難読]心地(ここち)心算(つもり)灯心(とうしみ)心太(ところてん)稈心(みご)

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タレントデータバンクの解説


芸名

性別
女性

生年月日
1997/04/22

星座
おうし座

干支
丑年

身長
174cm

職種
モデル

趣味・特技
お笑い/音楽ライブに行くこと/読書/スノボ/ボルダリング/料理

プロフィール
日本とイギリスハーフ。モデルとして雑誌や広告などで活躍。長身を生かし雑誌だけではなくファッションショーなど、今後の活躍に期待のモデル。

代表作品
雑誌『美的』 / 雑誌『Nuugy』 / 雑誌『ウェディングヘアプレミアム』

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デジタル大辞泉プラスの解説

1973年公開の日本映画。監督・脚本:新藤兼人、原作:夏目漱石による小説『こころ』、撮影:黒田清巳。出演:松橋登、辻萬長、杏梨、乙羽信子殿山泰司、荒川保男、小竹外登美ほか。

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世界大百科事典 第2版の解説

こころ【心】

知,情,意によって代表される人間の精神作用の総体,もしくはその中心にあるもの。〈精神〉と同義とされることもあるが,精神がロゴス(理性)を体現する高次の心的能力で,個人を超える意味をになうとすれば,〈心〉はパトス(情念)を体現し,より多く個人的・主観的な意味合いをもつ。もともと心という概念は未開社会霊魂不滅の信仰とむすびついて生まれ,その延長上に,霊魂の本態をめぐるさまざまな宗教的解釈や,霊魂あるいは心が肉体のどこに宿るかといった即物的疑問を呼び起こした。

こころ【心】

1948年7月創刊された同人雑誌。第2次大戦後の急激な左翼的風潮にあきたりない安倍能成武者小路実篤天野貞祐田中耕太郎小泉信三梅原竜三郎ら,いわゆるオールドリベラリストが結成した〈生成会〉の手で,当初向日書院から発行された。同人の自由な発言の場とすることを方針とし,エッセーのみならず,同人の研究成果や回想録などがかなり長期間連載され,そうしたゆったりした誌面作りが一種の風格となっていた。発行元は日本評論社,酣灯社と移り,53年4月号から終刊号(81年7・8月合併号)までは平凡社から刊行された。

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大辞林 第三版の解説

うら【心】

〔表に対する裏、外面に現れない内部の意〕
こころ。心のうち。 → うらも無し
形容詞・動詞の上に付いて、複合語をつくり、心の中で、心から、などの意を表す。 「 -さびしい」 「 -がなしい」 「 -まつ」
[句項目]

こころ【心】

人間の体の中にあって、広く精神活動をつかさどるもとになると考えられるもの。
人間の精神活動を知・情・意に分けた時、知を除いた情・意をつかさどる能力。喜怒哀楽・快不快・美醜・善悪などを判断し、その人の人格を決定すると考えられるもの。 「 -の広い人」 「 -の支えとなる人」 「豊かな-」 「 -なき木石」
気持ち。また、その状態。感情。 「重い-」 「 -が通じる」
思慮分別。判断力。 「 -ある人」
相手を思いやる気持ち。また、誠意。 「母の-のこもった弁当」 「規則一点張りで-が感じられない」
本当の気持ち。表面には出さない思い。本心。 「 -からありがたいと思った」 「笑っていても-では泣いていた」
芸術的な興趣を解する感性。 「絵-」
人に背こうとする気持ち。二心。 「人言ひとごとを繁みこちたみ逢はざりき-あるごとな思ひ我が背子/万葉集 538
物事の奥底にある事柄。
深く考え、味わって初めて分かる、物の本質。神髄。 「茶の-」
事の事情。内情。わけ。 「目見合はせ、笑ひなどして-知らぬ人に心得ず思はする事/徒然 78
言葉・歌・文などの意味・内容。 「文字二つ落ちてあやふし、ことの-たがひてもあるかなと見えしは/紫式部日記」
事柄の訳・根拠などの説明。また謎なぞで、答えの説明。 「九月の草花とかけて、隣の踊りととく、-は、菊(聞く)ばかりだ」
心臓。胸。 「別れし来れば肝向かふ-を痛み/万葉集 135
(「池の心」の形で)中心。底。 「池の-広くしなして/源氏 桐壺
書名(別項参照)。
[句項目]
心合わざれば肝胆も楚越の如し心入る心内にあれば色外にあらわる心後る心重し心及ぶ心が痛む心が動く心が折れる心が通う心が騒ぐ心が弾む心が晴れる心が乱れる心利く心ここに在らず心知る心好く心付く心解く心に浮かぶ心に懸かる心に懸ける心に適う心に刻む心に染まぬ心に染む心に付く心に留める心に残る心に任せる心にもない心の仇は心心の欲する所に従えども矩を踰えず心は二つ身は一つ心広く体胖なり心を合わせる心を致す心を痛める心を一にする心を入れ替える心を打つ心を奪う心を置く心を起こす心を躍らせる心を鬼にする心を傾ける心を砕く心を配る心を汲む心を籠める心を摑む心を尽くす心を留める心を捉える心を取る心を引く心を開く心を用いる心を以て心に伝う心を破る心を遣る心を許す心を寄せる

しん【心】

こころ。精神。 「 - ・技・体」
心のそこ。本心。 「 -から納得する」 「 -は素直な子だ」
物の中央。中心。多く「芯」の字が用いられる。
物の中心にある硬い部分。 「鉛筆の-」
飯粒などの煮え切らない硬い部分。 「ごはんに-がある」
物の中心部。 「体の-まで暖まる」 「バットの-で打つ」
衣服の襟・帯などの中に入れて形が崩れないようにするための布。 → しん
〘仏〙
対象を捉え、思惟するはたらきをもつもの。主観。精神。
しき
心王しんのう 」に同じ。
心の臓。心臓。
二十八宿の一。東方の星宿。蠍さそり座のアンタレスほか二星をいう。心宿。なかごぼし。
信仰心。信。 「この月頃まうでで過しつらむと、まづ-もおこる/枕草子 120
〔江戸の幼児語〕 仲間。 「ああ、あんな馬鹿は-に入れないよ/滑稽本・浮世風呂 2
[句項目]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


こころ

心とはいわゆる感覚・知覚および知・情・意の働き、ないしはその座をいう。哲学のうえで心を特徴づけるとすれば、人間を人格たらしめる原理であるといえよう。しかし、いま少し具体的に心を規定するには、それが何と対立して考えられるかをみればよい。まず第一に、心は身体に対立させられる。この場合、心は、身体に受けた刺激を受容するもの、身体を動かすものなどと考えられる。第二に、心は行動、ふるまいに対立するものとして考えられる。表だった行動の背後にあり、行動とは独立に働くものとして、いわゆる思考、感情、意志などの座として心が設定される。第三に、人間同士が人間として異なるとすれば、それは異なる心をもつからであるとして、人間同士を異ならせるものとしての心が考えられる。そして第四に、この世界が見え、聞こえ、味わわれているのは、ほかならぬ自分にとってであるとして、世界いっさいに対立する「自分」としての心が考えられる。このように「心」はけっして単純な概念ではないが、そこに共通してみいだされるのは、人間を単なる「物」でない「者」(人格)とする原理だということである。[伊藤笏康]
 心理学者のだれもが承認するような心の定義はまだない。しかし多くの心理学者は、知覚、記憶、感情、意志、知的活動などの心理的過程を心と結び付けて考えている。心ということばは、次のような意味で用いられることが多い。(1)環境との間に相互作用を営む心理的過程の全体、(2)意識的経験の全体、(3)心理的活動や意識的経験を説明するための構成概念、(4)主体、自己、魂または霊魂、(5)行動または思考の特徴的様式(たとえば、日本人の心、未開人の心などという場合)。
 経験的心理学が登場する以前の心理学は、心の本質(物質との違いなど)、霊性(神との関係など)、道徳性(心の善悪)などの問題を取り上げて論じていたが、とくに心の本質の問題は「心身問題」として長い間引き続き哲学や心理学の重要問題となってきた。心と身体との関係については、次のようないくつかの立場を区別することができる。(1)身体だけが実在すると主張する唯物論materialism、(2)身体および身体的過程は心の働きの所産であり、心の現象形態にすぎないと主張する唯心論spiritualism、(3)心は身体に作用し身体は心に作用すると主張する相互作用説interactionism、(4)心的過程と身体的過程とは相互に影響しあうことなく、まったく独立に並行して進行していると主張する並行説parallelism、(5)心に影響を与えるある種の事象は身体にも影響を与え、身体に影響を与えるある種の事象は、心にも影響を与えると主張する心理物理的並行説psychophysical parallellism、(6)ある見方からすれば心は身体であり、また別の見方からすれば身体は心であり、両者は基本的には一つの本体のもつ二つの特性であると主張する両面説double aspect theory、(7)心的過程は身体的活動の副産物であって、とくに重要な役割をもたないと主張する付随現象説epiphenomenalism、(8)意識的過程と脳の物理的過程とはまったく同一だというわけではないが、両者の間には一対一の対応関係があると主張する心理物理的同型説psychophysical isomorphism、(9)生物がある程度複雑になると、心的性質を示すようになると主張する発出説emergentism。
 現代の心理学は行動主義の影響を受け、意識的経験を客観性に欠けるものとして研究対象から排除する科学的心理学の立場をとり、「心のない心理学」が主流を占めるようになったが、それによって心に関する問題そのものが解決されたわけではない。問題は心をどう定義するかであるが、心という概念が要求される理由は主体の同一性とか、認識の恒常性とか、身体との関係とかいったことが問題になるからである。そこで今日では、心にかわって「人」とか「パーソナリティー」とかいった概念が取り上げられている。また、心と身体との関係についても、脳損傷や薬物による心理的過程の障害の問題、身体症状の原因として心理的因子を重視する精神医学的な問題、脳の発達と心理的機能の発達との系統発生的・個体発生的関係の問題、脳活動とさまざまな意識水準との関係の問題、などの具体的研究課題が取り上げられ、電気化学・分子化学などの自然科学的な立場から研究されている。[宇津木保]
『藤永保他著『心とは何か』(『講座 現代の心理学1』所収・1981・小学館)』

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世界大百科事典内のの言及

【心学】より

…中国思想史には,禅心学と陸王(陸象山と王陽明)の心学とがある。心,学の字は先秦の古典にすでに多くみられるが,心学と一語として使用されたのは仏教が中国に渡来してから以後のことである。…

【心臓】より

…動物の循環系の中枢的位置にあって,周期的な拍動によるポンプ作用で,血液循環の維持と調節に不可欠の器官。心臓が血液循環の原動力であることが17世紀にW.ハーベーによって明らかにされるまでは,心臓は肺からきたプネウマpuneuma(霊気)を身体に供給する器官であるとするガレノスの血液学説が一般に信じられていた。 なお,ラテン語のcorはギリシア語のkardiaに由来するが,cardi‐,coro‐の語は,たとえば心電図electron cardiogramのように,心臓に関する語中にしばしば用いられる。…

【心理学】より

…心理学とは文字どおり心の理(ことわり)の学であり,心理学を表す西欧語は,ギリシア語のプシュケーpsychē(心)とロゴスlogos(理法,学)の合成にもとづく。日本では,1878年西周によって〈mental philosophy〉の訳語として用いられたのが最初とされる。…

【精神】より

…〈心〉と同じ意味にも用いられるが,心が主観的・情緒的で個人の内面にとどまるのに対し,〈精神〉は知性や理念に支えられる高次の心の働きで,個人を超える意味をはらみ,〈民族精神〉〈時代精神〉などと普遍化される。この点は語義の成立の過程からも明らかで,洋の東西を問わず心は心臓の動きと関連してできあがり,それゆえ身体内部に座をもつ概念である。…

【脳】より

…脊椎動物の神経系において神経作用の支配的な中心をなしている部位をいい,無脊椎動物では頭部背側にある食道上神経節を脳または頭神経節という。脊椎動物では,脳(頭蓋腔のなかにある)は脊髄(脊柱管のなかにある)とともに中枢神経系を形造っているので,脳は中枢神経系の部分であるわけであるが,〈脳〉という言葉は,中枢神経系を代表するものとして〈中枢神経系〉の意味で用いられることもある。…

※「心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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