心熬る(読み)こころいる

精選版 日本国語大辞典 「心熬る」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 熬(い)

  1. 気持がいらいらする。いても立ってもいられない気持になる。あせる。
    1. [初出の実例]「はひのぼる。今すこし也とて心いるを、又錫杖をさしのべて引上たり」(出典:読本・春雨物語(1808)樊噲下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android