心行ばかり(読み)こころゆくばかり

精選版 日本国語大辞典 「心行ばかり」の意味・読み・例文・類語

こころゆく【心行】 ばかり

  1. 誰にも妨げられずに、十分満足するまで。思う存分。心ゆくまで。
    1. [初出の実例]「二人河原へ出であひて、心行ばかりにつらぬきあひて、共に死ににけり」(出典:徒然草(1331頃)一一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む