忍辱の衣(読み)ニンニクノコロモ

デジタル大辞泉 「忍辱の衣」の意味・読み・例文・類語

にんにく‐の‐ころも【忍辱の衣】

忍辱の袈裟けさ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「忍辱の衣」の意味・読み・例文・類語

にんにく【忍辱】 の=衣(ころも)[=袈裟(けさ)

  1. 忍辱の心はいっさいの害難を防ぐというところから、忍辱の心を身を護る衣にたとえていう。転じて、袈裟のこと。忍辱慈悲の衣。忍辱の鎧。にんにくえ。にんにくけさ。
    1. [初出の実例]「にんにくのころもをぬえる君なればまどひをたたむしるしをぞやる」(出典:伊勢大輔集(11C中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android