忘形の友(読み)ぼうけいのとも

故事成語を知る辞典 「忘形の友」の解説

忘形の友

外見地位といった形式的なことを気にしない、非常に親しい交友関係のこと。

[由来] 中国で、八~九世紀ごろからよく使われている表現。たとえば、はくきょ雅号楽天)の詩には、「我に忘形の友有り、迢迢ちょうちょうたるげんと(私には、形にこだわらず付き合える友人がいる、はるかに離れた李君と元君だ)」とあります。また、これに先立つの詩には、「形を忘れてゆうほうに向かう(外見や地位を忘れて友人と付き合う)」という句があります。

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