応応(読み)おうおう

精選版 日本国語大辞典 「応応」の意味・読み・例文・類語

おう‐おう【応応】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 従順ですなおなさま。また、おっとりとしているさま。ゆったりのんびりしているさま。
    1. [初出の実例]「ふたこしぬいておふおふに、渡す心は韓信や」(出典:浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)一)
    2. 「こんな気ばらしな所に居るから、おふおふとしてさぞうれしかろふ」(出典:洒落本・浮世の四時(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android