思い忘る(読み)おもいわする

精選版 日本国語大辞典 「思い忘る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐わす・るおもひ‥【思忘】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 自動詞のようにも用いる ) 覚えていたことが頭から消えてしまう。また、すべきことをうっかりやらないで過ごす。
    1. [初出の実例]「滝の上のみ船の山はかしこけど思忘(おもひわするる)時も日もなし」(出典万葉集(8C後)六・九一四)

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