思い捨てる(読み)おもいすてる

精選版 日本国語大辞典 「思い捨てる」の意味・読み・例文・類語

おもい‐す・てるおもひ‥【思捨】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]おもひす・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 人や物事を心にかけることをやめる。見捨てる。
    1. [初出の実例]「うけれども悲しきものをひたぶるに我をや人の思すつらん〈大輔〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑三・一二〇三)
    2. 「かたちのまほならずもおはしけるかな、かかる人をも人はおもひすて給はざりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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