思し咎む(読み)おぼしとがむ

精選版 日本国語大辞典 「思し咎む」の意味・読み・例文・類語

おぼし‐とが・む【思咎】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「おもいとがむ(思咎)」の尊敬語 ) 不審に思って心におとどめになる。変だとお気づきになる。
    1. [初出の実例]「いとおほけなき心のはべりけるとおぼしとがめさせ給はんを、つつみ侍りつるになん」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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