思し嘆く(読み)おぼしなげく

精選版 日本国語大辞典 「思し嘆く」の意味・読み・例文・類語

おぼし‐なげ・く【思嘆】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「おもいなげく(思嘆)」の尊敬語 ) 悲しんで心をお痛めになる。嘆き悲しまれる。
    1. [初出の実例]「さらずまかりぬべければ、おぼしなげかむが悲しき事を、此春より思ひなげき侍るなり」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android