精選版 日本国語大辞典 「思し置く」の意味・読み・例文・類語
おぼし‐お・く【思置】
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「おもいおく(思置)」の尊敬語 )
- ① 心に決めておかれる。前もってお考えになる。
- [初出の実例]「猶びんなき物におぼしおきたるなめりかし」(出典:落窪物語(10C後)三)
- ② 気におかけになる。あとに心を残される。
- [初出の実例]「ただかの人ばかりを、ありけりとおぼしをかれなんを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...