思ひ上る(読み)オモイノボル

デジタル大辞泉 「思ひ上る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のぼ・る〔おもひ‐〕【思ひ上る】

[動ラ四]気位を高くもつ。望みを高くもつ。
「いみじう―・れど、心にしもかなはず」〈梅枝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ上る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のぼ・るおもひ‥【思上】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 気位を高くもつ。すぐれたものを追い求める。おもいあがる。
    1. [初出の実例]「おもひのぼれる心を持たりけるか。めざましう、恐しうもあるかな」(出典:平中物語(965頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android