思ひ上る(読み)オモイノボル

デジタル大辞泉 「思ひ上る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のぼ・る〔おもひ‐〕【思ひ上る】

[動ラ四]気位を高くもつ。望みを高くもつ。
「いみじう―・れど、心にしもかなはず」〈梅枝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ上る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のぼ・るおもひ‥【思上】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 気位を高くもつ。すぐれたものを追い求める。おもいあがる。
    1. [初出の実例]「おもひのぼれる心を持たりけるか。めざましう、恐しうもあるかな」(出典:平中物語(965頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む