思ひ休む(読み)オモイヤスム

デジタル大辞泉 「思ひ休む」の意味・読み・例文・類語

おもい‐やす・む〔おもひ‐〕【思ひ休む/思ひ息む】

[動マ四]心にかけなくなる。
「おしてる難波なにはの国は葦垣あしかきりにし里と人皆の―・みて」〈・九二八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ休む」の意味・読み・例文・類語

おもい‐やす・むおもひ‥【思休・思息】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 思い出すことをしなくなる。心にかけなくなる。
    1. [初出の実例]「押し照る 難波(なには)の国は 葦垣(あしかき)の 古りにし郷(さと)と 人皆の 念息(おもひやすみ)て つれも無く ありし間に」(出典万葉集(8C後)六・九二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む