思ひ倦んず(読み)オモイウンズ

デジタル大辞泉 「思ひ倦んず」の意味・読み・例文・類語

おもい‐うん・ず〔おもひ‐〕【思ひ×倦んず】

[動サ変]嫌になる。煩わしく思う。
「むげにこそ―・じにしか。などさる者をば置きたる」〈・八三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ倦んず」の意味・読み・例文・類語

おもい‐うん・ずおもひ‥【思倦】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 つらく思う。不愉快に感じる。いやになる。おもいうず。→倦ずる
    1. [初出の実例]「世の中を思うんじて、京にもあらず」(出典:伊勢物語(10C前)一〇二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む