デジタル大辞泉 「思ひ倦んず」の意味・読み・例文・類語 おもい‐うん・ず〔おもひ‐〕【思ひ×倦んず】 [動サ変]嫌になる。煩わしく思う。「むげにこそ―・じにしか。などさる者をば置きたる」〈枕・八三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思ひ倦んず」の意味・読み・例文・類語 おもい‐うん・ずおもひ‥【思倦】 〘 他動詞 サ行変 〙 つらく思う。不愉快に感じる。いやになる。おもいうず。→倦ずる。[初出の実例]「世の中を思うんじて、京にもあらず」(出典:伊勢物語(10C前)一〇二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例