思ひ傅く(読み)オモイカシズク

デジタル大辞泉 「思ひ傅く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐かしず・く〔おもひかしづく〕【思ひ×傅く】

[動カ四]心を込めて世話をする。
「その後は、この猫を北おもてにもいださず―・く」〈更級

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精選版 日本国語大辞典 「思ひ傅く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐かしず・くおもひかしづく【思傅】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 心にかけて大切に世話し育てる。
    1. [初出の実例]「ただ人なれど、この君は、おやのさばかりおもひかしづき給しを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)

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