デジタル大辞泉 「思やる」の意味・読み・例文・類語 おもや・る【思やる】 [動ラ四]《「おもいある」の音変化》思いなさる。思われる。ふつう、同輩以下に用いる。「そなたもそれほどに―・ればちかごろぢゃ」〈虎清狂・薬水〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思やる」の意味・読み・例文・類語 おも‐や・る【思やる】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おもいある」の変化した語 ) お思いになる。思いなさる。普通、対等またはそれに近い上位者に対して用いる。[初出の実例]「それほど心にかかって、行をせいでかなはぬとおもやる事ならば」(出典:虎明本狂言・花子(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例