デジタル大辞泉
「急き立つ」の意味・読み・例文・類語
せき‐た・つ【▽急き立つ】
[動タ五(四)]
1 急ぎあせる。はやる。「―・つ心を鎮める」
2 興奮する。
「新男爵は赫と―・ちて沓のまま飛び上がり」〈魯庵・破垣〉
[動タ下二]「せきたてる」の文語形。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せき‐た・つ【急立】
- [ 1 ] 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
- ① いそぐ。あせっていらだつ。はやる。
- [初出の実例]「せき立足は地につかず、空をもかける伊駒の姫」(出典:浄瑠璃・井筒業平河内通(1720)四)
- ② 怒りでかっとのぼせあがる。
- [初出の実例]「聞よりせき立七左衛門、顔色変り眼もすわり、門口に立はだかり」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)
- [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 ⇒せきたてる(急立)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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