怪我負(読み)けがまけ

精選版 日本国語大辞典 「怪我負」の意味・読み・例文・類語

けが‐まけ【怪我負】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 勝つはずのものが、たまたま何かのひょうしで負けること。
    1. [初出の実例]「助道さまでの事も候はざりつるものを、怪我まけ致しつるこそ無念に覚え候へ」(出典:大石寺本曾我物語(南北朝頃)一)
  3. 格闘競技で、一方が負傷したことにより負けを宣告されること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android