恋力(読み)コイヂカラ

デジタル大辞泉 「恋力」の意味・読み・例文・類語

こい‐ぢから〔こひ‐〕【恋力】

恋の苦労
「この頃のが―たまはずは京兆みさとづかさに出でてうれへむ」〈・三八五九〉

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精選版 日本国語大辞典 「恋力」の意味・読み・例文・類語

こい‐ぢからこひ‥【恋力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こいちから」とも ) 恋につくした努力。恋するがゆえの苦労。
    1. [初出の実例]「此の頃の吾が恋力(こひぢから)記し集め功(くう)に申さば五位の冠(かがふり)」(出典万葉集(8C後)一六・三八五八)

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