恋路(読み)コイジ

デジタル大辞泉 「恋路」の意味・読み・例文・類語

こい‐じ〔こひぢ〕【恋路】

恋心を通わすことを道にたとえていう語。恋の道。「人の恋路のじゃまをする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恋路」の意味・読み・例文・類語

こい‐じこひぢ【恋路】

  1. 〘 名詞 〙 恋いつつおくる日々を道にたとえていったもの。恋のみち。歌では「泥(こひじ)」と掛けることが多い。
    1. [初出の実例]「今ぞしるあかぬ別の暁は君をこひぢにぬるるものとは〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋一・五六七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android