恩ひら無し(読み)おんひらなし

精選版 日本国語大辞典 「恩ひら無し」の意味・読み・例文・類語

おんひら【恩ひら】 無(な)

  1. ( 「恩にきることはない」の意から ) 当然である。言うまでもない。文句なし。恩でもない。→おんひら
    1. [初出の実例]「後家もちのななつやでも、三両はおんひらなしといふめへざしに、ちいさな銀かんざし」(出典:洒落本・大門雛形(1789‐1801)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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