精選版 日本国語大辞典 「恩ひら無し」の意味・読み・例文・類語
おんひら【恩ひら】 無(な)し
- ( 「恩にきることはない」の意から ) 当然である。言うまでもない。文句なし。恩でもない。→おんひら。
- [初出の実例]「後家もちのななつやでも、三両はおんひらなしといふめへざしに、ちいさな銀かんざし」(出典:洒落本・大門雛形(1789‐1801)三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...