息根を止める(読み)いきのねをとめる

精選版 日本国語大辞典 「息根を止める」の意味・読み・例文・類語

いきのね【息根】 を 止(と)める

  1. 呼吸を止めて声を出さないようにする。
    1. [初出の実例]「ヤア其首はとかけ寄る女房引寄て息(イキ)の根とめ」(出典浄瑠璃一谷嫩軍記(1751)三)
  2. 殺す。また、徹底的にやっつける。
    1. [初出の実例]「息の根留めてやって下せえ」(出典:歌舞伎・黒手組曲輪達引(1858)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む