悔しむ(読み)クヤシム

デジタル大辞泉 「悔しむ」の意味・読み・例文・類語

くやし・む【悔しむ】

[動マ四]くやしく思う。くやしぶ。
「慎みて―・みて善を修し、徳を行へば禍ひ去りて福来たる」〈沙石集・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「悔しむ」の意味・読み・例文・類語

くやし‐・む【悔】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 くやしく思う。後悔する。くやしがる。くやしぶ。
    1. [初出の実例]「孰にかも我が問ひさけむと悔(くやしミ)、惜(あたら)しみ、痛み、酸(かな)しみ、大御泣(おほみね)哭かし坐すと詔ふ大命を宣る」(出典:続日本紀‐宝亀二年(771)二月二二日・宣命)

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