精選版 日本国語大辞典 「惚けやか」の意味・読み・例文・類語
ほけ‐やか【惚やか】
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 ) 物の形や色あいなどがぼんやりして、はっきりしないさま。ぼうっとしているさま。
- [初出の実例]「眉のにほひ、ほけやかに、ほのかなるかほばせの思は色ふかくみえたる様」(出典:御伽草子・秋の夜の長物語(南北朝))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...