惟房公記(読み)ただふさこうき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「惟房公記」の意味・わかりやすい解説

惟房公記
ただふさこうき

室町時代末期,内大臣万里小路惟房の日記。現在,自筆を含め,永正9 (1512) ~永禄7 (64) 年の記事が伝存しているが,途中欠脱が多い。皇室衰微,幕府権力の衰退の状況,あるいは京都内外の戦乱についての記述は注目される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android