惴惴焉(読み)ずいずいえん

精選版 日本国語大辞典 「惴惴焉」の意味・読み・例文・類語

ずいずい‐えん【惴惴焉】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 びくびくとおそれるさま。
    1. [初出の実例]「蓋自知其悖逆人神所一レ容、惴惴焉計此贖一レ之」(出典日本外史(1827)四)
    2. 「彼の機嫌を損ねはせぬかと惴々焉(ズヰズヰエン)として懼れるものの如くである」(出典:幸福(1942)〈中島敦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 機嫌 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android