愛の詩集(読み)アイノシシュウ

デジタル大辞泉 「愛の詩集」の意味・読み・例文・類語

あいのししゅう〔アイのシシフ〕【愛の詩集】

室生犀星詩集。大正7年(1918)刊。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の愛の詩集の言及

【詩】より

…一方,白秋門の萩原朔太郎は《月に吠える》(1917)や《青猫》(1923)によって近代人の孤独な自我の内景を表現し,〈“傷める生命”そのもののやるせない絶叫〉とみずからいう世界を言語化した。彼の親友室生犀星は《抒情小曲集》《愛の詩集》(ともに1918)を出して,同じく大きな影響を与えた。 大正中期には大正デモクラシーを反映したいわゆる民衆詩派の白鳥省吾,百田宗治,福田正夫,富田砕花らが,農民や労働者の生活を詩にとりあげた。…

※「愛の詩集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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