愛子女(読み)いとこめ

精選版 日本国語大辞典 「愛子女」の意味・読み・例文・類語

いとこ‐め【愛子女】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いとこ」は、愛(いと)しい人の意 ) 愛しい女。愛する女。⇔愛子夫(いとこせ)
    1. [初出の実例]「ちちら女(め)が門(かど)に嘯吹麻呂(うそぶいまろ)立てり 調度を提(ひさ)げてなどかはや立てりしもせざらむ己(おのれ)がや以止古女(イトコめ)の門に調度を提げて」(出典:風俗歌拾遺(承徳本古謡集所収)(11C頃)ちちらめ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む