感恩寺址東西三層石塔(読み)かんおんじしとうざいさんそうせきとう(その他表記)Kamǔn-sa-ji tongsǒ samchǔ'ng sǒkt′ap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「感恩寺址東西三層石塔」の意味・わかりやすい解説

感恩寺址東西三層石塔
かんおんじしとうざいさんそうせきとう
Kamǔn-sa-ji tongsǒ samchǔ'ng sǒkt′ap

韓国,慶尚北道月城郡陽北面竜堂里にある統一新羅初期の石塔。感恩寺は文武王が発願し,神文王2 (682) 年に完成した国刹で,創建時は二塔一金堂式の伽藍があったが,やがて寺址東西に2基の三層石塔が建つ形となった。 1959年の石塔解体修理の際,西塔三層塔身から創建当初のものと推定される青銅製舎利容器一式が発見された。

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