石塔(読み)セキトウ

デジタル大辞泉の解説

せき‐とう〔‐タフ〕【石塔】

石造の仏塔。仏舎利を安置するための供養塔。のちには高僧などの墓としてもつくられた。
石の墓標。はかいし墓碑

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大辞林 第三版の解説

せきとう【石塔】

石造りの塔。特に石造りの仏塔。
はかいし。石碑。

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精選版 日本国語大辞典の解説

せき‐とう ‥タフ【石塔】

〘名〙
塔婆の一種。石でつくった塔婆。本来は仏舎利を安置するためのものであるが、後に多く墓としてつくられるようになった。
※参天台五台山記(1072‐73)一「次礼石塔。九重高三丈許。毎重彫造五百羅漢。並有二塔
② 石でつくった墓標。墓石。墓碑。石碑
※評判記・色道大鏡(1678)一三「此三棟に、中将姫の誕生所これあり。猶中将姫の石塔(セキタウ)もあり」

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世界大百科事典内の石塔の言及

【追善】より

…その代表的なものが藤原道長建立の宇治木幡の浄妙寺である。これに対し庶民は石の塔を積むことでも作善(さぜん)になるというので河原に出て石塔(しやくとう)を行った。石造の卒塔婆(そとば)(五輪塔,宝篋印塔,板碑など)はこの信仰の中からおこった。…

【板碑】より

…中世の石塔の一種。板石塔婆ともいう。…

【塔】より

…木造塔は多層塔(3,5,7,9,13層)と多宝塔が普通である。石塔は日本では小さなものしかなく,形式としては多層塔,多宝塔,宝塔,宝篋印(ほうきよういん)塔,五輪塔,無縫塔,笠塔婆などがある。鉄塔や銅塔には相輪橖(そうりんとう),宝塔,五輪塔などがある。…

【墳墓】より

…岡山県にみられる入母屋(いりもや)屋根形の蓋をもつ小型陶棺なども,火葬骨用の蔵骨器であろう。 平安時代になると,王侯貴族は墓に多宝塔などの木造供養塔を建てたり,あるいは中尊寺金色堂などのように方形堂を建てたが,平安末から石塔がこれに代わるようになる。多層塔,五輪塔,宝篋(ほうきよう)印塔,多宝石塔などの石塔が墓標として用いられ,塔の内部あるいは下層に蔵骨器を収納することが一般的となる。…

※「石塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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