慈恩会(読み)じおんえ

精選版 日本国語大辞典 「慈恩会」の意味・読み・例文・類語

じおん‐え‥ヱ【慈恩会】

  1. 〘 名詞 〙 奈良の興福寺古くは薬師寺その他法相宗の大寺)で、毎年一一月一三日に行なわれる宗祖慈恩大師の御忌会

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世界大百科事典(旧版)内の慈恩会の言及

【寺事】より

…また反面,多宗派に共通の法要形式を同一の目的で勤修する場合でも,行事の名称は必ずしも同一とはならない。たとえば,僧侶の学識試第を目的として竪義論義を勤修する場合,行事の名称を華厳宗では方広会(ほごえ),法相宗では慈恩会(じおんね),天台宗では法華大会(ほつけだいえ),真言宗豊山派では伝法大会(でんぼうだいえ)(伝法会)と称する類である。
[寺事の規模と法要のかたち]
 寺事催行の規模はさまざまである。…

※「慈恩会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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