慈照寺庭園

山川 日本史小辞典 改訂新版 「慈照寺庭園」の解説

慈照寺庭園
じしょうじていえん

西芳寺庭園を模して上下2段。下段は錦鏡池を中心とする浄土庭園風の池泉回遊式。将軍足利義政の創建当初は禅寺風の閑寂な庭であったが,寛永年間の修復時に整備され,銀沙灘(ぎんさだん)と白砂を盛った向月台が構築された。境内国史跡,庭園は国特別史跡・国特別名勝。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android