精選版 日本国語大辞典 「慰事」の意味・読み・例文・類語
なぐさみ‐ごと【慰事】
- 〘 名詞 〙
- ① なぐさみとなること。なぐさみとして行なうこと。あそびごと。
- [初出の実例]「みちすがらさびしうござるが、なんぞなくさみ事して参りたう御ざるの」(出典:狂言記・脛薑(1660))
- ② ばくち。かけごと。
- [初出の実例]「里魚に別れて浄土双六〈西六〉 子曰三人よればなくさみ事〈西鶴〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何鞠)
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...