慶安二年書上(読み)けいあんにねんかきあげ

日本歴史地名大系 「慶安二年書上」の解説

慶安二年書上
けいあんにねんかきあげ

原本 佐治家

解説 正保国絵図作成に関連したものとみられるが未詳内容は甲賀郡一二四村・蒲生郡一七〇村の田・畑屋敷別高と川欠け・水込などの永荒高を書上げ、幕府代官小堀氏に提出したもの。ただし小堀遠州は正保四年に没しているので、この書上がどのように利用されたかはつまびらかでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android