慶長年中調各村別石高帳(読み)けいちようねんちゆうしらべかくむらべつこくだかちよう

日本歴史地名大系 「慶長年中調各村別石高帳」の解説

慶長年中調各村別石高帳(慶長石高帳)
けいちようねんちゆうしらべかくむらべつこくだかちよう

一冊

写本 福岡県立図書館

解説 福岡藩領の各村ごとに田畠高と大豆高(畠高)を記す。巻頭に「御内証高帳ニ而、只今御郡帳同前之儀ニ而、此御帳慶長年中相調候御帳ニ而可有御座也」と記されており、現存する慶長七年の検地帳村高(写本の場合は元和四年の畠田成算入以前の村高)や慶長七年一二月黒田長政発給の知行目録の村高と等しいことから、慶長七年検地の結果を記すものと考えられる。

活字本 長崎大学経済学会「経営と経済」第七九巻第三号に校訂を加えたうえで田畠高が内証高として表形式で収録される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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