精選版 日本国語大辞典 「巻頭」の意味・読み・例文・類語
かん‐とう クヮン‥【巻頭】
〘名〙 (古くは「かんどう」とも)
※井蛙抄(1362‐64頃)六「続後撰の時、巻頭にいれんとて、立春歌十首計書て」
③ 巻中で、最も優れた詩歌や句。
④ 一般的に、物のはじめ。
※評判記・役者口三味線(1699)京「役者しゅらうばはきには、竹嶋をあらためて巻頭(クハンドウ)になをし」
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