最新 地学事典 「懸濁食」の解説
けんだくしょく
懸濁食
suspension feeding
水中に浮遊している餌の粒子を捕獲して摂取するタイプの摂餌(せつじ)方法。クモヒトデ・有孔虫・サンゴ類などは周囲の水流を利用し,餌となる粒子を受動的に摂餌器官に取り込む。一方,カイメン・甲殻類・二枚貝類などは,能動的に摂餌器官に粒子を取り込む。その際,餌粒子の取り込みを効率よく行うために,水流を作り出したり,餌となる粒子の存在を感知すると活発に泳いだり,などの摂餌行動をとる。
執筆者:宮田 真也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

