デジタル大辞泉
「成ず」の意味・読み・例文・類語
じょう・ず〔ジヤウず〕【成ず】
[動サ変]なる。できる。また、成し遂げる。成就する。
「無上菩提を―・じて一切衆生を度せむと思ふ」〈今昔・五・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じょう‐・ずジャウ‥【成】
- [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙 なる。できる。できあがる。成功する。成就する。
- [初出の実例]「我が道の成じ不成ぜざる事を軽め疑ふ事无かれ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
- [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙 なしとげる。成就させる。
- [初出の実例]「仏性の頂に登り、普く群生に施し、共に仏の道を成ぜむ」(出典:日本霊異記(810‐824)中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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